2015年度
ぎおう写真同好会作品集
Bグループ  2016年06月12日

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独断と偏見  八田が選んだベスト5

今川

野口

吉良

田中や

小嶋


==== BEST5寸評 ====

 光芒  今川さん
 早朝のだいら池。未明の出発だけど、その努力が報われた瞬間。光芒を主体に、例のカキツバタはほんの添え物。考えてみればすべて神さんの演出。「犬も歩けば棒に当たる」というけれど、写真としては、犬も歩かなければ棒に当たらいない。バットを振らずにヒットは打てない。勇気ある挑戦に拍手。  

 ヨシキリなぜ泣くの  野口さん
 今まさにシーズン。ヨシ原へ行けば、なんとにぎやかなことか。しかし私なんかはその姿を見たことがない。野口さんはこんなサーカスみたいな姿を見つけてくる。それだけでも驚嘆に値する。深緑をバックに赤い口。まさに万緑叢中紅一点。見事。  

 晴天  吉良さん
 吉良さんの外国みやげ。アパートそのものを狙っていたら突然ドアが開いて・・・、一瞬たじろいだが、ズームを伸ばしてというところだろう。足元の子犬が知らん顔をしているから、お咎めを受けるほどのことではないのだろう。普段はもっと盛大に乾すのだろう。針金が何本も引っ張ってあるもの。  

 大原乙女志願  田中や さん 
 外国人女性が大原女志願。ピントは浅いが、ぴしゃりと来ている。これが第1.次に色調の見事さ。女性の肌の色。ちょっと左へ寄せたところなどなかなか憎いところ。顔の右上の大きな白ぼけが気になる。  

 飛翔  小嶋さん 
 白鳥の編隊をうまくとらえた。動いているものを長いレンズで狙うのだから簡単な話ではない。写真としてはこの上にさらにしっかりしたピントが要求される。一見するとピントが来てそうだが、拡大すると若干甘い。その上に空中にあるものの難しさ。太陽,月、飛行機、タコなど、空中にあるものをただそれだけ撮っても絵になりにくい。次への課題である。  

 補遺:吉良さんの「ひとり旅」。どこかの遺跡のそばを行く女性が一人。重厚な写真で捨てがたい。が、残念ながら傾いている。何とかならないかと傾きを修正してみたが、右下がカットされる。如何ともしがたし。このようにタテの線が強い写真は傾きに注意。しかし現場では急いでいてついうっかりということも起こりがち。そういうときは周囲に若干の余裕を持たしておきたい。


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全体作品

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アルファベット順
今川 井上 吉良 小嶋 松並 村上 中村 野口 太田 白井と 田中や 辻村 山田



■白井と

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ヤッター

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足並みそろえて



■田中や

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大原乙女志願

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対称



■辻村



■山田

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幽谷野鹿の滝

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追憶の郷



■今川

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光芒

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静寂



■井上

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南京ハゼ

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消火栓



■吉良

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一人旅

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晴天



■小嶋

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飛来

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飛翔



■松並

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スイレンA

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スイレンB



■村上

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残月軒の池

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書院の庭



■中村

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イチモンジセセリチョウ

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黄昏の交叉点



■野口

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よしきり何故鳴くの

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花から花へ



■太田



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