２０１６年度
ぎおう写真同好会作品集
Ａグループ　　２０１６年０６月２６日（日）

==== ＢＥＳＴ４寸評 ====

　迷子の鳩　　宮田さん　
　”階段の陰影を撮っていたら、たまたま鳩がいました”という。ハトに主導されての撮影だが、フロアーの陰影がいい。その昔のモノクロ時代の色調を思い出す。階段近くに足早やに行く人物の足だけが写っていても面白かったか。

　ひなたぼっこ　　青木さん
　　大雨の翌日あたりか。濁った水の流れが早い。その岩場で羽を広げる鵜。独特のポーズである。たしかに「ひなたぼっこ」かもしれないが、写真からはそうのんびりもしておれない厳しいものを感じるが。

　ほっとひといきＡ　　市木さん
　少し離れて鯉のぼりが舞う。面積の半分以上の茅葺屋根を手前に持ってきた。画面を斜めに切る大胆な線。やけくそな画面構成が効いた。

　見つめる乙女　　米田さん
　たまたま女性がやってきたという。スマホで滝を撮っているのかと思ったが、そうではないらしい。水をすくいあげた手がわずかにぶれている。付近の葉も風に揺れている。スローシャッターの副産物。

全体作品

アルファベット順青木・新・市木・松岡・宮田・野村・白井ち・田中ゆ・寺谷・山元・米田・

■田中ゆ
新竹	外国の方いらっしやい～

■寺谷

■山元
白いポンポン	木漏れ日に映ゆ

■米田
緑り映える	見つめる乙女

■青木
ひなたぼっこ	次はどこに行こうか

■新
静か	厄よけ

■市木
ほっとひといきＡ	ほっとひといきＢ

■松岡

■宮田
迷子の鳩	鏡の中

■野村
信濃川の朝日	万代橋の夜明け

■白井ち
あじさいＡ	あじさいＢ