２０１５年度
ぎおう写真同好会作品集
Ｂグループ　　２０１６年０２月１９日

山田

村上

井上

野口

田中や

　躍動千年桜　　山田さん
　「躍動」の意味が分からないが、サクラの巨木、その幹が力強い。大きなカーブから直線につながる一番手前の幹。この線が強い。山田さんは黒のニュアンスを出そうと苦労したというが、これはつぶれたままで構わないだろう。その黒に対して、空の部分の白、これがよかった。空が青かったらこの力強さが出たかどうか。

　護摩焚き　　村上さん
　比良八荒。湖岸での護摩焚きだとか。炎と熱気を通してみる修行僧の姿。いわゆるカゲロウで僧の姿が揺れる。望遠レンズをうまくつかいこなした。力強い写真だ。

　芽吹くＡ　　井上さん
　緑の斜面の中に燃え立つようなヤマザクラ。そばに杉の木か、ひときわ色の濃い木が１本。一見すると寺院の塔のようにも見える。日本画を見るような作品に仕上がった。もう少しコントラストを上げてもよかったか。

　宙返り　　野口さん　
　メジロが枝にぶら下がって首を逆に伸ばしている。まさに目白の宙返り。その瞬間をピシャリト決めたのはさすが。見事なピントが見事。花がの色が派手すぎて、鳥の色を食ったのがつらいところ。

　ふるさと　　田中や さん　
　白川郷か五個荘か。囲炉裏の火の面倒を見る女性。宿の女性にモデルを頼んだとか。なれない人はカメラを向けるとどうしても固くなる。身体全体の動きが何となくぎことない。現場が整い過ぎてるのも返って気になる。難しいところだ。

　ほかにも、白井と さん「夕景」、辻村さん「桜と塀Ａ」、吉良さん「客待ち」・「出勤」、小嶋さん「惜春」、山田さん「ステーション」なども気になった。

全体作品

アルファベット順
今川・ 井上・ 吉良・ 小嶋・ 松並・ 村上・ 中村・ 野口・ 太田・ 白井と・ 田中や・ 辻村・ 山田・

春の水が浜

黄昏時

桜に目白

宙返り

夜明けの輝き

夕景

ふるさと

祭り

桜と塀Ａ

桜と塀Ｂ

躍動千年桜

ステーション

古城の桜

夜のお堀

芽吹くＡ

芽吹くＢ

客待ち

出勤

行春

惜春

シラサギ

ヒヨドリ

護摩焚き

護摩木