2015年度
ぎおう写真同好会作品集
Aグループ  2015年09月13日

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独断と偏見  八田が選んだベスト5

松岡

宮田

米田

田中

山元


==== BEST5寸評 ====

 羽ばたくアゲハ  松岡さん 
 見た瞬間、多重露出かと思った。3匹のアゲハが一とこに集まって羽ばたいている。画面の要素が左側に集まり過ぎた感はあるが、それを越えて3匹のアゲハの動きが右の空白を埋める強さが表現された。特に真ん中のチョウの翅の動きが同心円を描く線となって表現されたのが強かった。灯台で使われているフレネルレンズを想起させる。

 海の世界へようこそB  宮田さん
 水族館での撮影らしい。子供がのぞけるほどの低い位置に丸窓があって、それをワイドレンズで上から狙った。カメラの高さは大人の身長。上から見下ろすことになり、枠の上部が微妙に太くなった。室内の暗いブルーの照明が反射して、キューピットがつけている天使のリングのような、印象的写真になった。

 清涼  米田さん
 確かカラー撮影だということだったが、ほとんどモノクロームに見える。滝とモミジの葉っぱ。滝には薄日が当たり葉っぱは陰になっていたのだろう。色をそぎ落とすことで、印象の強い写真になった。シャッターは1/640秒と結構速い。流れる水と止まって写った水滴が混在して、水の表情が豊かになった。

 光彩 田中ゆ さん
 斜めから光を受けた竹の表情。ハイライトという点からすれば、別にもう1点いいのがあったが、こちらが提出されてきた。田中さんとしては多分竹に絡んだ木に当たる光にこだわったのだろう。もう少し左へ回って、竹のエッジをシャープにしたいところだが、それをやると絡んでくる木の形が変わったのだろう。

 鳥人間A  山元さん
 おなじみ鳥人間。もう1点、飛行中の作品とどちらを採ろうかと悩んだが、ワイドレンズを使った準備中の方を選んだ。グライダーの翼はこんなに長いのかと思う。できれば一番手前の人物にもっと肉薄したかったが、第三者としては気が引ける。これが精いっぱいというところだろう。


 

全体作品

アルファベット順


青木 市木 児玉 松岡 宮田 野村 白井ち 田中 寺谷 山元 米田



■市木


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八幡堀ロードにてA


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八幡堀ロードにてB



■児玉


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散策


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初夏の山村



■松岡

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羽ばたくアゲハ

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雨にも負けない



■宮田

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海の世界へようこそA

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海の世界へようこそB



■野村

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光る朝露

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仕掛け網



■白井ち

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社の夕暮れA

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社の夕暮れB



■田中ゆ

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光彩

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小鳥の影



■寺谷

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古木の花

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波紋



■辻

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ゆらめく光A

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ゆらめく光B



■山元

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鳥人間A

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鳥人間B



■米田

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清涼

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白水の落下



■青木



■新

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川面に映る

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橋のある風景



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