木の手前と奥の2本のススキの線、後ろは途中でとぎれて蔭にはいる。自ずからそこに生ずる明暗の空気感。これが生きた。左の木が明るい空気の中にあったらとも思うが、これはこれでよかったのだろう。Y字形の左に見える極細のエッジ。これが木の存在感につながった。