カンムリカイツブリと但し書きがある。頭のてっぺんから毛がぴんと後ろへ跳ねている。対岸の草が明るく映えてどこかの池らしい。鳥の向こうに何か見える。はじめこれは何だろうと不思議だった。題を見てやっと分かった。小鳥の頭だった。小鳥が親鳥にくっついて離れなかったのだろう。