つるに絡まれた木は方々で見るけれど、写真の作品として教室に登場したのは初めてではないか。題からも分かるように、作者自身この形が気持ちのいいものだとは考えていないようだ。もちろん写真の題材はすべて爽やかでなければいけないということはないが、花と対比したこれだけでは撮影意図が読みとれない。