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■ TJ

 綺羅  

 「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意だという。そういえば上の妙な光の線が、薄い絹布が漂っているように見えないこともない。この不思議な線は、水面に太陽が映っているところだという。そんなことをしたら白くとぶのが当たり前、どうして跳ばなかったのか。普通5段のダイナミックレンジを、それ以上に広げるモードを使ったとか。面白い実験である。新しい表現がまとまるかも知れない。
 ダイナミックレンジが5段階というのは、かつてのフィルムを基準にしたものである。デジタルになってもそれを踏襲してきたが、ここへ来てそれを越えようとしている。新しい時代の表現である。ちなみに露出補正のプラス2.5,マイナス2.5はトータルで5段階のダイナミックレンジを意味している。





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