晩秋の穏やかな一日が暮れる。太陽が沈んだ直後だろうか。空も湖面も同じトーンに仕上がり、極端なことをいえば画面一面何の変化もないバックということになっている。ということで、写真の要素としては左上の木とその下の杭の列だけとなった。今の場合その2つが一緒に見えてしまう。どちらもシルエットだから、これも一体と考えられる。きわめて要素の少ない構図になっている。せめて木と杭は離しておきたかった。