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>>> 2014・風景写真同好会作品一覧  <<<
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2014・全作品一覧


■ NMR

 桜すだれ  

 しだれ桜の下に入ってお堂を見ているところらしいが、結果的には何もポイントに持っていけなかった。石灯籠も候補の一つだろうが、これも影が薄くなった。あえていえば左側の竹ということになるが、これはむしろ隠れてほしかったし。難しい絵作りだった。


■ TJ

 飛翔  

 想像するに、鳥は最初細い枝にとまっていた。それを撮ろうとシャッターを押した。鳥はその直前か直後かに飛び立った。シャッターが切れたのがこの瞬間だったのではないか。それにしても見事な飛翔スタイル。見事。


■ YMMT

 春の昼下がり  

 「知恩院」と但し書きがあった。知恩院にこんな長い石段があったのか。見事な桜、石段に当たる光、かなり上の方を上る二人の背中に当たる光。桜の花の間に見える赤いバッグ。見事な春の午後。


■ YMD-t

 妖艶都しだれ  

 信楽町畑の桜だという。天気が完全でないらしく、山にガスがかかっている。太陽の光も望めない状態らしい。こういう桜にはこれもまたヨシ、という心境だたのだろう。ガスの下に薄く見える右端の稜線が効いた。これがなければつらかった。


■ AOK

 狐の嫁入り巡行  

 「京都東山にて」とある。京都にこんな行事があったのかと思うが、「高台寺」の文字が読める。なるほど。ストロボ一発の撮影らしいが、これによって遠景が暗くなり、いかにも「狐の嫁入り」の雰囲気が出た。近くの男性などはクリアーすぎて違和感なきにしもあらずだが。


■ USJM

 棚田  

 何段にも重なった棚田。夕方(だと思うが)の光に水面が光る。1台のトラクターが作業中。こんな田圃にどうして入ったのか、と見ると右側の高見から1本の道が下ってくる。これが生命線だ。モノクロームに見えるが、畦にも水面にも色が見える。モノクロームに処理してしまってもよかったか。


■ TJMR

 老木  

 題は素っ気ないが、花を見ると、どうしてどうしてまだまだ現役ですぞ。と、ここまで打ち込んでキーが止まってしまう。バックは単純な青空だし、木のスケールも分からないし、周囲の状況もシャットアウトだし。もう少し状況説明がないと写真が読めない。


■ NGC

 公園の小鳥(ジョウビタキ)  

 雑に絡まる細い枝にとまったジョウビタキ。その枝だけがぐっと曲がって、文句なしのところで止まった。バックも鳥と同じ系統色の濃淡が情緒的。私のような気が短いものには絶対撮れない写真である。見事。


■ INUE

 田園に咲く  

 細い水路がS字カーブを描いて、小さな池に見える。その岸に立つ桜の木。決して太いものではない。でもしっかり花をつけて朝の光に輝く。春の準備が終わった黒々とした畑。人の営みが感じられるほのぼのとした写真である。


■ ICK

 希望の春  

 大きな題だ。花緑公園の桜も今が盛り、年々見事になる。市木さんの毎年の課題だが、その桜とともに三上山をどう扱うか。今回は、ちょっと長いレンズを使って右斜面の一部だけを入れた。もちろん知らない人には分からない。しかしワシ(市木さん)は撮る。何せ、希望の春やもん。


■ YMD-k

 春うらら  

 中の池川畔の桜並木か。そこを散歩する老夫婦。おじいちゃんがおばあちゃんをいたわって。そうそう若いときはともかく、年をとってはこうでなければいけません。そんな様子をちょっと長いレンズで。もうちょっとカメラを下げて、上向きで花を多く(道を少なく)した方がよかった。


■ IMGW

 桜道  

 満開の桜の下を行くサイクリング・コンビ。2人の位置が絶妙。黒いウエアに白い桜のバック、木と木の間、ここしかないというところにぴしゃりと決まった。1人ならともかく2人いるわけだから、両方をはめ込むのは至難の技。こういうときに、往々にして車が来たりして邪魔されるものだが・・・。


■ MTOK

 捕獲  

 池か田圃でエサを狙っているところらしいが、何とも不思議な写真である。「捕獲」とあるから、エサをとっているところは間違いないのだろうが、左側の羽はどうなっているのだろう。折り畳まれているらしいが左右非対称なんてこと鳥にはできるのだろうか。だいたいえさを狙うときに羽を広げるものだろうか。いやいや、松岡さんを疑っているわけではありません。


■ TNK-i

 馬酔木展  

 展示会だというが、室内だったのか、屋外だったのか。いずれにしても、多少長い目のレンズで、絞りを開き目にして、ピントを浅くバックをうまくぼかした。バックに強い光を反射させるものがあって、それが丸ぼけ状になったのだろう。


■ TNK-y

 街のお地蔵さん  

 何をどう撮ったのか全く分からない。それでいて、一見した印象は強い。


■ KJM

 春  

 春の夕日に映える桜の枝を対岸の山とその影を映す暗い湖面に重ねて置いた。その下は空を写す明るい湖面。そこへうねりが来た。実際は岩か何かのようだが、一見、大きな魚がそれに逆らっているような白波がたつ。単純な絵だが春ののどかな風景をうまく捉えている。全体の淡い色調が絵にうまくマッチした。


■ MYT

 パフォーマンス  

 どこかの公園で外国人がゴムボールを使って大道芸の真っ最中。結構な年のおばさんがぽかーんと口は開けてはいないけれども結構感心した様子。写真としては両手がぶれているのに、顔の前のボールは止まって見えるおもしろさ。そのボールが外国人の目を片方だけ隠した。ボールの大きさからすれば仕方ないことだろう。それよりもこのボールが他のボールとぶつからない不思議さ。


■ SRI-k

 春の出会い  

 小さい女の子が2人、菜の花が咲いた岸辺を行く。その2人に屋形船から手を振る人。体を乗り出していると見えて船が傾いている。


■ MTNM

 チューリップ  

 水滴をつけたチューリップが一輪。花一輪は、写真としてはしんどい構図。それをセンターフォーカス・フィルターでぼけた影を重ねることでうまく逃げた。花が赤と白のまだら模様なのが画面があくどくなるのを防いだ。特に中央に見える大きな花びら。色が浅く上品な雰囲気を作っている。br


■ MBYS

 春らんまん  

 川の両岸に満開の桜。それをぼかしてバックとして、手前にぶら下がるしだれ桜の枝にピントを合わした。面白い手法である。その桜を置いた川の上のV字形の空間が向こうの山の陰だったこともうまくいった条件の一つ。細い枝先が振れているとさらにイメージが強くなったが。


■ ATRS

 竹の子畑  

 正式な名があるのだろうが、くねくねと不思議な形をした竹である。人工的なモノか、自然にできたモノか。昔、町中にあった竹屋さんの店先では見たが、このように竹藪で並んでいるのは初めて見たような気がする。


■ HYS

 ごめんなさい!  

 題の意味が分からなかった。こんな立派に咲いているのに、何で「ごめんなさい」なのか。よく見ると右端に子供(だと思う)がいて、1人がコブシを振り上げている。画面では年格好も判断しにくいような人物である。桜と人物がミスマッチだった。


■ MRKM

 曼殊院の春  

 廊下に敷かれた赤い毛氈の上に花びらが2枚。うーん、これだけで春を読む・・・、ちょっと難しい。せめて庭先の土の黒いあたりにでも何枚かあれば別だけど。結局は画面全体が単純すぎた。もう少し何か、春を感じさすものがあればいいのだけど。


■ SRI-t

 飛んだ、いずこへ  

 「飛んだ」というのだから飛んだのだろうが、こういうのは大概クモの糸に引っかかっている場合が多い。で、注意してみたのだが、よくは分からない。それはともかくとして、今の場合、画面を傾けたのが面白い。これが茎に合わせて画面を作ると、胞子は下へ落ちる向きになる。それを斜めにしたことによって、どこかへ飛んでいくイメージになる。それが題のイメージとマッチした。


■ YND

 闇に映える  

 難しい題がついた。何が闇に映えているのか。流水だとは思うが、闇に映えるというイメージとはちょっと違うような気がするが。


■ OOT

 スポットライト  

 ヤマブキ・・・だと思うが、その花に光が当たる。それをモノクロームに仕上げた。おそらくオリジナルはカラーであろうから、バックの黒はこのような黒ではなく、何らかの色がついていただろう。その色が意味を持つ。その昔モノクロームの時代には、このバックの黒に意味を持たそうと苦心した。今はカラープリンターのインクと用紙との組み合わせに頼るしか手はないわけで。単純でありながら複雑な話しではある。


■ NKMR-m

 スポットライト  

 同じタイトルが2つ並んだ。これもまた珍しいこと。太田さんはモノクロームに仕上げたが、こちらは花が色彩的だから、カラーをそのまま生かしたということだろう。いくつかある花のうち二輪だけに光が当たっている。それもほとんど上から。何となく舞台の上から当たっている光を想像する。


■ TRTN

 緑陰の流れ  

 上に竹垣で囲まれたエリアがあり、水がそこから幾条にも分かれて流れ出してくる。現場に立てばその全体像は見えるのだろうが、写真ではそれがもう一つよく分からない。水の流れの複雑さに手を焼いたというのが本当のところらしい。


■ SRI-c

 カーブ  

 どこかの公園らしい。道路の脇に生け垣があって、その向こうを道路がS字を描いている。写真としては面白い組み合わせである。なのだが、道路のカーブの部分だけが、カメラの真後ろからの光を受けている。それが証拠に並木の幹が全面光を正面から受けて白く輝いている。まんの悪い場所だった。別の光の時、スポーツカーなどがやってきたら全く別の写真になっただろう。


■ KDM

 春の渓流  

 並木ではないらしいが、渓谷のあちこちに桜の木が植わっているらしい。こうしてみると平地の桜とは違い、空が見えないため、桜そのものに光が当たれば、撮りやすい条件らしい。





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