>>> 2014・風景写真同好会作品一覧 <<< |
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2014・全作品一覧 |
天保義民祭 天保義民碑の前で、ムカデ太鼓のメンバーの一人が献花をしているところらしい。たぶん朝だと思うが、木の間から斜めの光が花を照らしている。この場の光としては、これはこれで印象的だが、この場を押さえるためにもう少し参加者の関係を見せたかった。 |
長浜城 たしか観光用の城の筈だが、こうしてみると一応は城の形をなしている。石組みなどは結構古い物なのかも知れない。曇天で光がもう一つはっきりしなかったのと、人物が見えないのとで、もう一つ風景が生きてこなかった。 |
松門 どこか分からないが、庭かどこかへの入り口に、可愛い松の木が両側に並んで、ちょっとした門の形を作っている。高さが少しずつ高くなっていくのが面白い。写真としては、露出が若干オーバーで、松の葉っぱが飛び加減になっていること。 |
水の音 「頭首工の水の流れを上から撮ったもの」という。説明を聞かなければ、何がどうなっているのか瞬間的には分からない。上から撮ったところだとすれば、写真の上下が逆のようにも感じる。どこかにちょっとでいいから、常識的な目で見た物が入っていると、絵が分かりやすくなるのだが。 |
ガンバレ!ガンバレ! 松岡さんには、前回から悩まされている。見た瞬間男女2人の小学生が、鉄棒の上で、バランスを取って正座しているように見える。男の子なんかはへそを出して。画面のほとんどがグランドで、天地逆像の人物がはっきりしないのが、この写真のみそ。まさかタイトルの上下書き間違えではないとは思うが。 |
同好の士 湖北の撮影ポイントで並んでカメラを太陽に向ける人たち。同好の士であるとともにライバルでもある。野鳥センターのモニュメントの底部を前景に使っているが、ちょっと見ると大きく湾曲する船べりの線を通して見ているようで面白い。 |
おどり子 どこの祭りか分からないが、華やかな衣装を身につけて、準備OKという踊り子さん。爽やかな笑顔が印象的。人物の間から、自分の体を乗り出すようにして撮ったのだろうか。無理な姿勢でカメラを向けると、カメラが傾いてしまう。この場合もその例らしい。 |
訓練 電線のように見えるが、消防署の練習用のロープだろう。空を泳いでいるように見える。体が水平に保てるのは、足を引っかけるホールドがあるからだろう。写真の難しさは、人物の地上からの高さを見る人に分かるように見せることである。たとえば家の軒だとか、電柱の先だとか、高さが分かりやすいものを画面に入れる。 |
彼岸に撮る 前回は止まったシベと揺れる花びらで驚いたが、今回は普通に戻った。撮る手法としては元に戻ったが、花を半分だけ見せる手などは結構面白い。暗いバックも白く光る部分とうまく組合わさって、いまの場合はうまくいった。 |
鑑賞の余韻 佐川美術館の内部だとか。廊下から突き当たりにある部屋を見ているところだが、カメラの設定が大変うまくいっている。縦横の線の組み合わせの室内では、カメラの左右方向の水平と、前後方向の水平が、が少しでも狂うと絵が歪む。うまくいった。 |
長浜ハス花 2つの鼻の奥に、つぼみが1つ見える。そのつぼみが透明なガラスに映って見えているようで、何とも不思議な感じがする。そこに鏡があるわけはないので、実際の存在が写っているのだろうが、何とも不思議。これの置き方で絵が大きく変わったはず。いまの場合は、ちょっと落ち着かない感じ。 |
秋の雲 遠く野山を低く抑え、広ーくとった空に、サツマイモのようなでかい雲をどーんと横に大きく置いた。写真としてはそれだけ、曰く「秋の雲」。豪快な写真だ。急に親分にでもなった思いだろう。いままでのマクロレンズによるアップ物から分かれて、写真が変わるきっかけになるのかも知れない。 |
見送り 後ろの若者が、前の菅笠を見送っているのかと思ったが、どうもそうではないらしい。2人して、画面の外を去っていく誰かを、見送っているところらしい。前の男性が、黒い影の部分に入って印象的である。 |
みこさん 何故頭部をカットしたのか、先ほどからかなりの時間考えている。はじめから胸部から下を撮ったのか。頭も写っていたのをカットしたのか。いずれにしても何故頭部を出さなかったのか。分からない。人力車の上部と、肩から下の人物の組み合わせが分からない。策におぼれたか。 |
朝船 朝、なのかと思う。朝といわれたら朝なのだろうが、その気配が分かりにくい。ひょっとして、太陽が出ない冷たい朝だったのかと思ったり。季節、時間を読むのが難しい写真だ。もう少し情報を入れてもらうと助かるが。 |
クモの糸 題を見れば「クモの糸」ということだが、たとえそういわれたとしても、実際には何が写っているのか分からない。ピントが合っているところだけが細くなって、アウトフォーカスの所では幅も高さもある割り箸が並んでいるように見える。マクロレンズ特有のぼけ方なのか。同じ場所を普通のレンズで撮っていてもらえると勉強になるが。 |
光明 これ何だろう。中央に石を置いて、周りを同じく石で囲んだ。環状遺跡というか、遺石というか。米田さんはそれを灯りとよんだ。暗い場所に置かれていたのだろうか。実際には誰かが遊んでそのままにして置いたのだろう。撮り方によっていかにも曰くがありそうに写るのだから写真は面白い。 |
花火のごとく たしかネコヤナギの花だったか穂だったか。開きすぎるとこのようになる。それを花火に仕立てた。なるほどね。マクロレンズの浅いピントで遠近感をつけた。屋外で風に揺れたりもするはず。しっかり肝心なところが止まっている。 |
ランチタイム 一匹の蛾か蝶か。蜜を吸っている最中。そう考えると、この細いパイプが詰まったり、折れたり、ちぎれたりしたら、たちまち命に関わる。肉眼で見ている場合はそこまでのことは考えないが、写真で見ると考え方が変わる。 |
スマホデート 2人並んで指の運動。隣同士で電波のやりとりをしているのか、それとも全く別のことをやっているのか。こんな事やっとって何が面白いのかねと、お爺いのひがみ。ほんまにこの若い連中どないなっていくのやろね。 |
朝・アイリス これはまたなんと難しい形だ。花の形も分からないし、バックもはっきりしないので、指示通りの向きに置いたが、水滴や赤い房のような鬚を見ると右が下のようにも見える。これでよかったのかなー。 |
踊る人、見る人、写す人 どこかの祭りらしいが、題の付け方に困ったか。写っている人総動員の形になった。立場が変わると見え方も変わるが、いまの場合、主役は右の傘の2人か。赤ふんどしが表へ出そうだけど、光線の具合でもう一つ力不足。このままではサブに回らざるを得ないだろう。 |
路地裏の信仰 どこかの祭りらしいが、題の付け方に困ったか。写っている人総動員の形になった。立場が変わると見え方も変わるが、いまの場合、主役は右の傘の2人か。赤ふんどしが表へ出そうだけど、光線の具合でもう一つ力不足。このままではサブに回らざるを得ないだろう。 |
水中補食 撮影者と第三者の違い。撮影者としては千載一遇の貴重なチャンスということだろうが、現場が分からないものにしては何かが水の中で暴れているぐらいにしか見えない。主役が「何か」としか見えないのが苦しいところ。 |
銀の海 但し書きに鳥羽の海とある。撮影時刻7時56分とも。朝が早い漁船が帰ってきたところだろうか。きらきら光っているのは朝の太陽か。すべてがきっちり撮れている。どこにも問題になるような所はない。しかし、ポイントになる箇所がない。昔よく、写真雑誌で「教科書通り」という評があったが・・・。 |
清流渓谷 上流に少し幅の広い落差があって、渓流が稲妻形に流れ下ってくる。絵としてはこれも教科書通り。奥の落差はともかく、手前の白波2カ所の水は流したくはなかったが、暗かったのか。と書いて枠外に付されたデータを読むと1.3秒とある。仕方ないか。 |
オレンジ港 ミカンを積み出す港かと思ったら、近江八幡の堀切港だという。オレンジというのは色のことらしい。大きいフレームがどーんとあって目立つが、他の港にある防波堤が見えない。いままで気がつかなかったが、沖島そのものが防波堤の働きをしているのだろうか。写真としては案外面白い港かも知れない。 |
夜明け前の高速道路 等間隔に並ぶ高速道路の光。IC以外でも、このような照明がある場所があるのか。その光が川面に反射して面白い模様を作っている。構図としては空の広さが気になる。画面の外側のことが分からないから、単純にカメラを下へ向けただけで解決するのかどうかは分からない。 |
世間話 世の東西を問わず井戸端会議は女性のものだと思っていたが、ここは男性の領分らしい。特に左端に立っている男性の額から頭部の輝き、これが効いている。これがなかったらこの写真は生きてこなかった。右上の街灯の光が街路樹に影になっているのもうまくいった要素でもある。街路樹がなかったら、街灯の光が明るすぎてバランスを崩していただろう。 |
野鳥の楽園 野口さんはシラサギに対して、シギいかに小さいかを見せたくてこの写真を撮ったのだという。確かに、私もシギという鳥はもっと大きな鳥だと思っていた。こんなに小さかったとは。およその大小関係はこれで分かるのだが、シギのどちらかが横を向いていてくれたら、もっとよく分かったのに。思うようにあっち向けこっち向けというわけにも行かないしね。上と右をわずかに切ってもよかったか。 |
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