冬枯れのころ、山あいから射す光に池畔の一部が照らされる。そこに一羽のシラサギ。静かな風景である。岸辺から下は水面からの反射で絵ができている。それに対して上の小山は結構荒れている。去年の大雨での被害かと思うが、その荒れた状態をそのまま正直に出す必要があったかどうか。横たわっている木の幹から上をカットするとだいぶイメージが変わる。