雲に覆われた小さい峰。その手前、雲の中からそびえ立つ高圧線の鉄塔。雲のない日だったら、樹木に紛れておそらくカメラを向けようとは思わなかったろう。アイディアとしてはここまではよく分かる。しかし話しがここで止まってしまう。