霧深い山里、手入れが行き届いた杉林。その間をS字を描いて流れる小川。その流路による遠近感と、右の杉の木と奥の林の濃淡の差による遠近感。2つの遠近感が組合わさって、不思議な空間を作っている。右の杉の木群に真上から降り注ぐような光芒が印象的。