水辺の反映。それが波と重なって具象が崩れ、抽象画になる。何となく木が3本あるように見えるが、もとより今の場合それが分かっても何の意味もない。おそらくこの水面の絵は動いていたはずで、カメラを向けたのはその動きのおもしろさもあったはず。その差を野村さんはどう感じているのか。結論はこの「止まった絵」を見る人がそれをどう感じるかによるわけだが、ボクは結構面白いなと感じる。