古い板壁に木の影が映って、懐かしい丸いポストが所在なげに立っている。かなりの長いレンズらしく、ポストは引き寄せられて写っているのだろうが、できあがった写真としては、ちょっと芸がなさ過ぎた。たぶん歩いていく方向から撮ったのだとは思うが、ポストが突っ立っているだけというところで絵が破綻した。