そのときそのときにはしかるべき場所で大切にされていたであろう地蔵さん。時を経て今は無造作に集められ、半ば放置された状態。盛りを過ぎた紅葉と組み合わせて、そこはかとない哀れさを感じさせる。写真としては、石仏群にもう少ししゃきっとしたコントラストを持たせたかった。