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■ YMD-t

 秋暑の里山  

 久多の里だという。下半分を紫色の花で埋め、右上に光が当たっている里の風景を置いた。受け取る人の感覚で勝負が分かれるような気がする。結局は手前半分をどう解釈するかということだろう。たとえば画面全体に光が当たっていたら、何の悩みもなくうなずけたものを、右上だけに光が当たった。そこだけ切り取ると電柱などが結構邪魔になるし。悩みの多い写真である。





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