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■ MYT

 秋から冬へ  

 ひこ生えで黄色くなった田圃で、籾殻か何かを燃やしているのだろう。おそらくこれは高みを通る道路から撮ったのではないか。この写真に迫力が感じられないのはその立ち位置である。人に対しても煙に対しても、傍観者的な位置である。もっともこの場合、見ず知らずの人だから、これ以上近寄るのは気が引ける。それは仕方がない。そうなればせめてレンズを長くして、人物をアップする。近づいて撮るのと力の差はいかんともしがたいが、次善の策である。





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