前回と同じタイトルの作品が出てきたが、写真そのものは今回のがいい。細い路地裏をいく二人が、いままさにかげの部分から明るみに出ようとするところ。壁に絡まるツタの表情がいい。左への傾きを気にする人もいるだろうが、妙に修正して視界を狭くするよりは、これはこれで仕方ないのだろう。