読書の人物だけを見ればいい雰囲気なのに、全体としてみると、せっかくの人物が生きてこない。難儀な条件だった。帽子、上半身、本、そこらの雰囲気は文句なし。それが後の木と重なり、膝が右の棒と重なった。木陰の功罪というところか。