よく撮られる風景で、花の部分は、光によって多少差が出るぐらいで誰が撮っても同じになる。そういう意味で、この写真で注目したいのが手前の白波。バックの山並みを映して黒くつぶれた部分と輝いている部分とに別れた。これは当たり前のことだが、それが向こうへ続いて、ちょうど花の線に沿うように続いてくれたこと。これで一つの絵になった。