白壁土蔵と坂道をバックにアジサイを狙っていたら、電動車椅子の老人がやってきた。これ幸いとシャッターを切ったが、正直のところ人物の出現は予測していなかったので慌てた・・・のではないかというのが私の推測。初めからそこに人物を考えていたのなら、もう少し長いレンズで狙うはず。 人物が現れなかったら、というより電動車椅子でなかったら、この構図でとやかくいうことはない。ただの人物なら、「ああ人が歩いている、いいですね」ですむ話。むしろ歓迎。それですまなかったところにこの写真の難しさがある。