これだけの桜が咲きそろいながら、人が一人もいない不思議なところである。手前が水平で奥が上り坂か、それとも手前が下りで、奥が水平か。とにかく途中で道路の勾配が変わっている。こういう場合、人物がいるとその姿勢で道路の様子が感じられるのだが。 桜のトンネルを表現するためにローアングルに構えた。当然カメラは上を向く。なりゆき上、空が写る。多少なりとも青空の日に狙いたかった。