>>> 2012・風景写真同好会作品一覧 <<< |
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2012・全作品一覧 |
えりあし かつてのジャバラ式の4インチ×5インチカメラの画面にも見えるし、TV局などが持っている大型ビデオのモニターかとも見える。聞けば、人力車を後から見たところだとか。参ったな。画面全体に暗かったのがつらかった。調整によって助かるかも知れない。 |
大橋の夜明け 琵琶湖大橋橋脚間の日の出。大勢の人で場所取りもままならないとか。結構明るい太陽らしく、短めのレンズを使ったのは正解だった。こういう明るい太陽の時、長いレンズを使うと爆発して収拾がつかなくなる。湖面の輝きだが、手前の1ブロックをカットするぐらいまで、カメラを上げておいた方がいいだろう。その分橋が上まで写る。 |
清 流 滝全体を正直に撮った。三脚を使ったかどうかは分からないが、シャッタースピードは的確だった。結構うまく流れている。場合によってはあと少し速いスピードでもよかっただろう。どこかでしぶきが止まって見えたり、流れて見えたり、シャッターの設定を変えて撮ることになろうから、その場ですぐに映像が見られるデジタルの特権を生かして。 |
木立の窓 これは(木を)難儀な並べ方をしたなーと思って題を見て笑ってしまった。左に斜めの木があって、若干助かるところもあるが、4本こうして並ぶと、笑って見るしか仕方ない。仮にこのような並べ方をするとしたら、窓ごとにそれぞれ特徴の違うものが見えるとか、特別な条件がなければしんどい。 |
読書の秋 読書の人物だけを見ればいい雰囲気なのに、全体としてみると、せっかくの人物が生きてこない。難儀な条件だった。帽子、上半身、本、そこらの雰囲気は文句なし。それが後の木と重なり、膝が右の棒と重なった。木陰の功罪というところか。 |
コスモス畑 コスモス畑で顔をくっつけて記念写真を撮る二人。何もそんなに近寄らなくてもと思ってカメラを見ると、結構長いレンズが着いている。さあうまくいくかどうか。それを撮る側としては、カメラを下へ振って、奥の樹木や高圧線をカットしたかった。 |
夕焼け 秋の風物詩、大きな太陽とススキ。遠くに山の稜線が見えてもよかったかとも思うが、先ずはこれで絵になっている。この際あえて次の段階へ注文をつければ、太陽の色。この太陽は真っ白に写っている。これは太陽の強さで決まる。黄色の太陽をと思えば、この状態よりもモヤの多い日を選ぶ。 |
のれん まさにのれんを誇る古い酒屋さん。のれん、酒樽などが一つの平面上に並んでいる。これはこれで一つの狙い方だが、見方によっては単調だとも受け取れる。右上に店内の照明がチラッと見える。この際、それをしっかりと入れて、奥行きを作るのも一つの手だったかも知れない。 |
夢の超特急 懐かしい言葉だ。昭和30年代によく聞いた。もちろん今の題は別の意味だろうが。コスモス畑か何か、実体は分からないが、そこを駆け抜ける新幹線。それを流し撮りした。どうしたかげんか、車体の一部が歪んで見えるのも夢の中か。 |
風の強い日 打ち寄せる波が流木にぶつかってしぶきを上げる。それが半端じゃない。高く飛び散って、風の強さを感じさせる。この場合は高速シャッターですべての動きを止めたのが成功した。よくをいえばブルー系の色が主体になるともっと風の強さが出ただろう。 |
波 紋 金色に輝くスイレンの葉っぱ2枚。とにかくそれが主役である。と同時に、何によるのかは分からないが、円形の波紋。それが金属面のような表情を見せる。強い写真である。右隅角の三角形の白飛び。一概にカットすればいいともいえないし。 |
薄暮の流れ 場所は分からないが、雑然とした岩場である。そこへ流れ出る水が滝の様相を呈している。この場合は、流れだけにこだわらす、岩場全体として捉えたのが成功した。シャッターはあと少し速くてもよかったか。ごくわずかなブレがあるようにも見えるが。 |
今年も出番 かなりの大木らしく、幹というよりは枝なのだろう。それが水平方向に伸びる。逆Y字型に見える細い枝を見ると、枝としての方向は納得できるが、どう見ても太い枝が幹に見えて、右回転させて縦位置で見たくなる。何とも不思議な写真だ。 |
空中補給中 怪獣現る、というところ。実物の大きさが分からないが、花と比較してさして大きなものではなさそう。それをホバリングしているヘリコプターのように、飛んでいる状態でぴしゃりと止めたワザは見事。簡単に出来る話ではない。 |
おみやげ店 看板から白川郷云々と読める。旅の思い出としてはこれでOKだろうが、作品となるとそこに何か自分の目がほしい。店の特徴を読むもよし、客の表情を読むもよし、要するにもう一歩突っ込んだ何かがほしい。 |
山の段々畑 事情は分からないが、ひょっとしたらバスの中からの撮影かも知れない。編集前の画像として、小さな画像が添えられていた。それと較べると、左右、上がわずかずつカットされ、道と畑が強調されている。トリミングは適切。とくに高さを見せる意味で、右上隅の道がきいた。 |
水牛に乗って どこか外国の風景らしい。知らん顔をして水牛の背中に乗る少年。日常茶飯事なのだろう。が、話がここで止まってしまう。どちらも後ろ姿のためだろうか。といっても向こうは麦畑だし、自由な場所がなかったのかも知れないが。 |
「深冷」の帝釈峡 大きく見ると岩と流れ。細かく見ると散らばる木の葉。二重構造の写真である。カメラ設置場所としては自由がききそうでない場所だが、水流を流して、ていねいに撮っているのが感じられる。とはいえここではちょっと流れすぎのようにも見えるが。 |
サギ 足の長いサギが、足のほとんどを水につけて、エサをつかんだところ。首の下辺り、最後のしぶきが何滴か、水面に落下するところらしい。魚の腹が白く光るのが印象的。シャッターが速くて止まってしまったのだろうが、この魚の動きがぶれて見えたら、もっと迫力が出た。 |
針畑川の秋 白く光る流れの両岸はススキ、まさに日本の秋。と書いたが、以前、水分の多い土地で面状に広がるのがオギで、上から見てまるく株で育つのがススキと教えてもらったことがある。ひょっとしてこれはオギかも知れない。 |
五目の光 どこかの寺院だろう。正方形に組み合わされた格子戸に日が当たる。カゲを組み合わせているが、全面同じパターンで若干単純さが気になる。変化を生み出す材料があればいいのだが。右下のカゲがそれに当たらなくもないが、ちょっと力が弱い。 |
響く光 水面に映る紅葉の輝き。それを「響く」と受け取った。題としては独特の表現だろう。さてその響き合う色は赤、黄、緑と自己主張の強い色。画面がけばけばしくなった。それと、多分ポイントにと定めた水の輪だが、何気なく輪を作った感じで、下から3分の1ぐらいのところに作りたかった。 |
近江鉄道「パト電」 近江鉄道のパトカー塗装、結構人気があるらしい。毎日決まったダイヤで走るのでなく、その日によって時間が変わるらしくて、予定が立たないとか。これもたまたまの出会いのスナップだろうか。もし狙いを定めての撮影になれば、電柱やその他の処理を十分に考えたい。今の場合、先頭車両の両側を電柱が挟む関係になり苦しいところ。 |
秋深し どこか建物の窓か歩道橋か高いポジションから望遠レンズで狙った。その表現が珍しい。 |
踊る人、見る人 ちょっと見には赤紫のシクラメンの花が並んでいるよう。絵としては踊る人と、見る人に分けてはいるが、結果的には群像写真。何かポイントがほしい。この写真で見る限り、右の方の頭に白いリボンの2人組かと思う。その二人の動きに合わせて絵を作れば・・・。 |
裏川の川蝉 特設舞台の川蝉。素人目だが、羽の状態がいつもとは違うように見える。臨戦態勢に入ろうとするところだろうか。そういうところが読み分けられるのも写真の楽しいところ。バックがうまくぼけて、狙いもはっきりしている。さすが手慣れたところである。 |
紅葉 意識したのか、偶然か、太い木2本でアーチ型に組む合わせた。こういうのを組み合わそうと意識すると、意外とぎこちなくなり、いかにも組み合わせましたと感じさすものである。今の場合どちらとも言えないが、気になり出すとついそれに目についてしまう。 |
スーパー林道・姥ヶ滝 最初見たとき、滝の岩より葉が奥にあるように感じた。葉の大きさからそんなことはあり得ないのだが、どうしてかと思う。まん中の上のところで、葉が白く飛んでいるところが、空に見えるからかも知れない。 |
秋景 紅葉の尾根を走る道路。雨上がりか、何となく路面が湿った感じで、真っ白にならなかったのがいい。いちばん近いところに2台のバイク。小さいけれどもしっかりと存在感がある。手前に葉が落ちた木が見えるのもきいている。上端の淡いブルーの面については、賛否が分かれるところ。 |
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