何で滝を左へ寄せたのかと思ってよく見ると右にも何本かの支流がある。米田さんはそれを気にしたのだろう。前衛書道の筆さばきを思い起こさせる本流の線。何度も見ているうちに右の支流を入れた気持ちも分かるように。右はそのまま、あともうちょっと左を入れたかった。どんな状態だったのかが分からないけれど。