どこかのお寺の石段を下りてくるふたり。それを山門の手前から狙った。いわゆる額縁構図だが、逆L型で右側を開いたことで、窮屈感は余り感じられなくなった。光のせいかもしれないが、全体が穏やかで、これ以上ストーリーが広がらないのがつらいところ。