場所も時間も不明。しかし、何となく日本海側の寂れた漁村、夕闇迫るころ。そんなイメージが湧いてくる。「裏日本」といいたいところだが、蛍光灯らしい電球がその呼び方を拒否している。たった一両のディーゼルカーが出ていったあとの無人駅。ポイントを右に寄せたアンバランスさが、いろんなことを考えさせる。(教室で場所をきいたら、撮影場所はエーゲ海ということだった。