深紅がこの写真の生命。赤はちょっとした光にも反応して飛んでしまう。写真としてはやっかいな色である。これはそれを抑えて、深い色を出した。マイナス補正をしたのかも知れない。絵としては花一輪をまん中にもってきた形になり、単調になったのが惜しかった。