嵐というには波も穏やかで、もうちょっと別の題があったのではないかと思うが、いずれにしても冬の夕方か。雲の切れ間から日がさしている。現場にいて、カメラをもっていれば、必ずシャッターを切るだろう。そんな光景である。しかしほとんどの場合、できた写真は、思っていたほどパンチは効かない。そんなもどかしさが残る写真でもある。