樹木の陰になった登山道で、1本の木の根元だけに光が当たっている。山を歩いて初めて撮れる写真である。こういう場合ともすると明部が飛んでしまうものだが、これはうまくいった。マイナス補正をしたのか、それとも仕上げの段階で明度を押さえたのか。山歩きの心象風景というのか、印象の強い写真である。