>>> 2011・風景写真同好会作品一覧 <<< |
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2011・全作品一覧 |
メニュー? 旅の一こまか。「本日おすすめ」と書いて、いつもこのメニューが出ているのと違うやろな。それはエエとして、曰くありそうなのが右のすだれ、左のトユをカットして、すだれに光が当たるとか、人の手が覗くとか、何か芸があると面白かった。 |
楽 園 モヤが立ちこめる池の面。水鳥たちの楽園。飛び立とうとしているのか、羽を広げて体操してるのか。思い思いに動く鳥たちの姿がのどかに感じられる。こういう鳥たちは人が近づくと逃げようとするのだが、これはその気配も見せず、横に動いている。かなり長いレンズだったのか。 |
飛 来 アサギマダラというと必ずこの花が目に止まる。このチョウの好物はフジバカマだとか。この花がそうなのか。羽が揺れて動感がある。あとどこかでぴしゃりと止まっている部分があれば文句なしだった。手前の葉にピントが来ているようで、若干前ピンだったのか。惜しかった。 |
深まり行く秋 下から見上げたところらしく、秋桜の花びらが透けて見える。花2輪とつぼみが1つ。実際の紙焼きでは花びらのピンク、バックの緑がともにもう少し濃かったのだが、左のプリントでは思うようにいかなかった。ピントもバックのボケもOK。あともう1,2輪ボケがあってもよかったか。 |
小魚追う 落差工の付近には魚が多いのだろうか。この鳥が羽を広げると野口さんの写真のようになるのが想像できない。写真としては鳥の位置がまん中過ぎたか。右のコンクリートの面は魅力がないから、右と下をカットした方がいいだろう。 |
雨の日 雨の日に電線にとまるつばめ。どちらもカッと遠くを見つめて威厳がある。バックも如何にもつばめの季節を思わすみどり。そのボケの中を雨粒が落ちていく。ハリガネのどこかに水滴でもと思うが、どちらかへ向かって流れてしまうのだろうか。 |
廃村の風景 どこかの廃屋らしい。格子戸が1枚残ったままといえばいいのか、それとも1枚はずされたままといえばいいのか。プロパンガスのボンベが2つ。こういったものまでそのまま残されるのか。何とももの悲しい。写真としては全体にもう少しアンダーに仕上げた方が、廃屋の雰囲気が強まるのだろう。 |
倉敷川下り 八幡堀かと思ったら倉敷だという。なるほどそういえば確かに違う。川幅も両岸の様子も。和船が主役、これはこれでOK。ちょっと気になるのが右下の草の繁み。手前にあるだけちょっと邪魔になる。右を若干カットするか。 |
三上山 三上山をバックにしてワイドでピンクのバラを狙った。ワイドの使い方は正解。ただし、「三上山」という題だけど、タイトルは一考を要する。バラが主役で三上山はバックだから。バラの高さが分からないが、もし可能ならカメラを高くして、バラを上から狙うようなアングルの方がいい。 |
里の秋 白壁土蔵と柿の実。意識して絵を作ったという意図は分かる。気になるところは絵としては画面下に見えるはずの倉の窓が中途半端になってしまったところ。光としては、太陽が背中になってしまったこと。もし絵はこのままであっても光が斜めから来ていたら、いい作品になっていただろう。 |
コスモス ソフト系のレンズかフィルターか分からないが、コスモスをアップした。ピンク系の花がきっちりしたピントでアップされている。右下にあるつぼみが邪魔なような気もするが、全体としてはうまくまとめられた。いい写真だ。 |
明ける棚田 仰木の棚田だとか。朝日に照らされた水面。それが見事なパターンとして光る。こうしてみるとすべての棚田が同じように光るわけだが、1つだけ太陽の光を返す田圃がある。これが見事なポイントになっている。いい写真だ。 |
葉陰にて 蓮の花が葉陰に隠れる。ピントが来ているのはその花びらだけで、あとはすべてアウトフォーカスというピントの浅さ。かなりの技術というべきだが、惜しかったのが花の左の白抜け。もう少し右に寄れば解決したのではないか。 |
コスモス畑 秋桜畑の向こうを自転車かバイクか、全身黒で一見シルエットに見えるが、この場合はもともと服装が黒だったのだろう。右端に背の高い花が見えて、絵のバランスをとっているが、これをもう少し左へ持っていって、レンズを長くしてもよかったか。そうすれば人物ももう少し大きくなった。 |
雨のカフェテラス なるほど噂どうりの雨ですな。これは伝説になりそう。いちばん手前の椅子の腰掛け部や肘掛けの部分で光る水滴が何とも恨めしい。だれかが置いていった観光パンフレットが雨に濡れて・・・という場面設定にしては。 |
秋 桜 からの光を受けて透けて見えるコスモス。下半分に見えるぼけた花がちょっとうるさかったのと、上の花あたりから放射状に広がるフレアー状の光が気になる。逆光だから仕方がないともいえるが、花の清楚感を損ねている。手でレンズをカバーすることで逃げられたのではないか。 |
ローカル線 信楽高原鉄道らしい。電車が入ってくるところか、出ていくところか、シャッターチャンスは的確だった。ローカル線といっても、お客さんがいるやんと思ってよーく見ると3人ともカカシ。これはマイッタ。一杯食わされた。 |
団地の階段 夜の団地の階段を下りてくる母子?。照明の色が何となくもの悲しい。ドラマの1シーンを見る感じがする。カメラは床より1段低い場所に立っているのだろうか。いわゆるローアングルがこの場合のポイントといえる。 |
秋色の里 ソバ畑の畦道を一輪車で行く人物。男性か女性かはわかりにくい。後は犬にしてはちょっと大きいようだし、ヤギだろうか。そういえば一輪車に乗っているのも子ヤギのようだ。この人物が単なる添景で終わるのか、主役になるのか。その判断で写真が替わったと思うが、結果的に中途半端に終わったようだ。 |
いつもの散歩道 杖を突いたお婆ちゃんが犬を連れていつもの散歩。お婆ちゃんにも犬にもいい光が当たっている。多分とっさのスナップで、レンズの調整も時間的に無理だったかとも思うが、左の二股の木は不要だったのではないか。後の木と土手だけで絵が作れただろう。 |
秋明 暗めの画面に日を受ける秋明菊の花とつぼみ。日を受けて透ける花びらが印象的だが、それ以上に影になった部分が多く、これが画面の雰囲気の邪魔をした。明と暗の心理的なコントラストを狙ったのかと思うが、肝心なところが整理できていなかった感あり。 |
紅蓮の朝 野洲川川田橋からの定番風景。上空の雲が厚く、東の空だけが晴れていた。そこに昇る朝陽。写真としてはアンダ気味の露出で、確かに紅蓮の朝というタイトルどうりの風景である。水平方向に太陽と三上山の2つのポイントがあり、これも結局はこれしか並べようがないだろう。問題は上下方向。いまの場合だったら、カメラを上へ向けて、稜線を下げた方が落ち着くだろう。 |
稲刈り コンバインの上で、サングラスをかけた可愛い坊やが目につく。後の男性がお父ちゃんかお祖父ちゃんか分かりにくいが、とにかくこの子は大きくなったらりっぱなファーマーになる。左と上をカットしたら、もっと坊やが強くなったのではないか。 |
運動会 お孫さんの運動会か。短距離競走がスタートしたところらしい。そこを望遠レンズを使って流し撮りの一発勝負だ。この中に目指す人物がいたら勇気がいる。失敗すれば今年の運動会はパーだから。目的の人物がいなくて、スタートのたびにシャッターを切っていたのなら別だけど。 |
虹色の天空 機上から、夕暮れ時の(日の出前かも知れないが)スローシャッター。地上の光が流れている。対象物がこれしかなく、絵が単純になるのは仕方ないが、地上も天空もとなると結局こういうことになるのだろう。地上の下半分をカットして、上空を高く撮った方が絵が落ち着いたような気がする。 |
白糸の滝 滝の落下地点をアップした。定石通りのスローシャッター。ブレもなくしっかり撮れている。水の流れの優美さはしっかり表現できた。願わくば、あと少しシャッタースピードを調整して、岩にぶつかってはねる水しぶきを表現したかった。 |
漁する鷺 鷺の羽はこんなにも広がるのか。こうしてみると鳥の体はどこにあるのかと思う。飛び立つときは何度も見ているのに、こんなに広がるものとは思っても見なかった。カメラの威力である。写真としては上半分の石ころということになるが、瞬間のことだから無理な注文か。 |
籾殻拾い 「籾殻拾い」という題が、素人の私には分からないが、このうずたかく積まれた籾殻を袋に詰めて、運んでいるところを意味するのだろうか。それよりも画面を見た瞬間、モヤなのか煙なのか、中央アジアの砂漠、砂嵐の中のキャラバン隊を想起さす。 |
疲れた! たまらんなー、こんなん。疲れて眠くなってきた。分かる分かる。この子たちにとっては祭なんて何のとくにもならんのやから。これはまさにそのものずばり。同情します。写真としては右の子の頭のバックが詰まっていたらとは思う。 |
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