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アルバム  NO.2  
2005.06.12
スライドショー


 

露 地  IMGW
 今川さん得意の露地もの。前回は雪の写真で、木も裸、2棟の蔵の屋根がきっちり見えましたが、今回は緑が繁っています。  前回に比べて、カメラ位置が下がっています。この絵としては正解です。 左の軒下の電灯が中途半端になりました。

 

 UEN
左前方から来る光をとらえていますから、右側が陰になりました。それは仕方ないことですが、その分だけ空に対して露出オーバーとなり、結局、三角形の空が飛んでしまいました。 左の花をしっかり入れてもよかったか。

 

霜降の滝  OOMC
 逆光に光る新緑の葉っぱと日陰の滝。しっかり撮れた写真です。シャッタースピードもうまく合って、水の流れもきれいに表現されています。 上左下を少しずつカットして、左下のつぶれた部分を少なくする手もあったかな。

 

新緑のカキツバタ   KS
 全体のイメージはすがすがしい写真ですが、上と下に二分されてしまいました。自分が撮りたいのは、新緑か花か。この場合は花だと思いますから、可能な限り花に近づいて、カメラを下に向けます。そうすれば、花が大きくなり、空がカットされます。

 

桜  TNK
 田中さんアップ物をもういっちょう。花だけ見ればいいバランスですが、花に重なった手前のツボミと、バックの黒い枝が目障りです。  といっても、不規則に咲いている何万の花の中からワンポイントを探すのはそう簡単ではないですね。

 

NKMR
 海と空が判然としないため、単純に、山の上に昇った(沈む?)太陽だと思っていましたが、よく見れば海に太陽の光が反射しています。山だと思っていたのは岬だったのですね。  もう少し空気がクリアーなときに、海の反映に鉄塔を入れれば面白かったかもしれません。

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NGC
 花の名前は分かりませんが、大きな白い花。暗いバックにもかかわらず白のニュアンスがうまく出ました。光線状態がよかったのと、露出がよほどうまく行ったのと、両方の成果でしょう。左下のツボミが邪魔だった。

 

ND
 田に水がはられ始めたところのスナップです。考えてみれば当たり前の話ですが、水田の始まりはこういう状態なのですね。ということで、作者の目は水にあります。となれば、もう少し水面を大きくしたかった。水が広がってくるのを待つしかないか。

 

水 辺   HYS
 写真の要素が多すぎました。園内を歩いていて、花のボールの面白さに引かれて、何も考えずにシャッターを切ったという感じ。どれかに絞らなきゃならないのだけれど、どれに絞るかがまた悩み。

 

MTNM
 取り直しがきかない旅行写真です。そこに立ったときの状況をそのまま撮るしか仕方がありません。この写真で見る限りでは、滝つぼではねる霧状のしぶきが面白いようです。うまく行けば虹も出そうですが、太陽と相談です。仮にうまく虹が出ていたとしても、それを撮るには長いレンズがいります。  旅行写真はそう簡単な話でありません。

 

MTB
 緑の葉っぱが鮮やかです。しかしこれがほんまの色かなという気もします。かなりのアップで、ピントの設定が難しかった。手前の大きな葉っぱに来て、花がほんの少し甘くなった。アップの難しさです。ピントが前に来た分、後ろがうまくぼけてくれたと言う副産物はあるのだけれど。

 

MRYM
 疾走してくる馬を望遠で捕らえた。馬の鼻っ面にピントが合った。せめて乗っている人までピントがほしかった。そのためには絞らなければならないのだが、場面は暗くて絞ればシャッター速度が落ちる。そうなると止まらない。難しい場面です。  馬のひずめまでほしかった。

 

MRKM
 上から垂れ下がってくる桜の枝の向うに琵琶湖が広がる。爽やかな色調です。ところが中心になる枝に光が当たらずシルエットになってしまった。残念。  琵琶湖の取り入れ方が、いかにもきゅうくつです。もう少し桜の枝と重なるくらいでもよかった。そのためには、カメラの位置を上げて、カメラを下へ向けます。

  

夕やけ  YMD
 田植えが終わったあとの田んぼに残光が映える。あぜ道を歩く小さな人影。これが水田でなかったら、すべて黒くつぶれてしまうところでしたが、うまく行きました。  ただしこの場合、作者の意識が田んぼにあるのか、空にあるのか、これが不明確です。  

 

ヨットと桜  YND
 春霞の湖。遠くの島影。この場合、左下の草は邪魔です。桜の木との兼ね合いで、簡単に消せなかったかもしれませんが、何とかしてほしかった。それと、右上の太い幹。太い木を入れることがいけないのではなく、むしろ積極的に入れてほしいのですが、この場合は中途半端だった。

 

植田の波  IKTN
   少し伸びかかったイネの線に引かれてシャッターを切ったのでしょう。多分、その線のカーブに引かれたのだとは思いますが、それが少し遠かったために、もう一つ強調されずに終わってしまった。曇り空を写した水田の色が、写真のイメージを重たいものにしてしまった。



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